2011年12月6日火曜日

私は私、あなたはあなた。

掃除をしていたら小さい頃の写真をみつけました。



ウラ声




ウラ声




この写真を見て分かる通り、

私は年子の姉にいつもついて回ってました。



母は、仕事で忙しかったので

いつも姉が私の面倒を見てくれました。



私はとてもわがままで、

疲れたら歩けないと大泣きしたりして、



姉が私をおぶって帰ってくれたことが何度もありました。



姉はとても器用な人で、

絵もうまい、歌もうまい、勉強もできる、料理もできる。

そんな人でした。



反対に私は元気だけが取り柄のような人間で、怒られてばかりでした。



けれど密かに姉のようになりたいと思っていました。



高校は姉と同じところに行きたくて、

寝ずに頑張って合格しました。



今考えると、そんなすごい高校でもなんでもなかったのかもしれないけれど、



姉を追いかけて自分の手で達成した目標は

あれがはじめてでした。



私が音楽を始めたのも、

高校で姉がバンドのボーカルをやることになって、

私はそのバンドのギターとして入れてもらったことがきっかけでした。



ずっと、姉に憧れて生きてきました。



けれど、思春期をすぎた頃から

私は姉にはなれない現実を見ました。



「私は私」であることを自覚するようになりました。



姉とは違う自分自身をずっと悲観的に思っていましたが、

今はやっと「自分」を認めてあげられうようになりました。



些細なことですが髪型もその一つです。



姉はずっとロングなので、

やはりロングに憧れていましたが、



ある時にばっさりショートにしました。



そして最近は「ショートがよく似合う」とお言葉を頂きました。



とても嬉しかった。



とても些細なことだけど、ね。





私らしく生きることは難しいことですね。



例えば私と同じような人がいるなら、

言ってあげたいな



「あなたはあなた。それだけで美しい」と。

2 件のコメント:

horita さんのコメント...

素敵なお姉ちゃんですね!
きょうだいっていいですねρ( ^o^)b_♪♪

かいら さんのコメント...

ショートにしたのはそんな理由があったんですね(>_<)
兄弟の影響力ってすごいですね(*_*)
一人っ子の私は、何かをおっかけるってことなかったな。