2011年3月23日水曜日

片想い

呆れるくらい自分の小ささを知って

私はまた、自分のやれることを知ったのかもしれない



それは自分が思っていたものよりずっとずっと

情けなく、不格好であるかもしれない



そんな格好の悪い私に

音を重ねようと、

手を繋ごうとしてくれる人々に、

私は誠実に生きたい



人は鎖のように繋げないけど

明日もまた会おうと、言えるように力を振り絞りたい



最近はそんな風に思って生きてる







昔は人を信じて止まなかった

信じては傷つき、

出会っては信じて



何度も繰り返すうちに

信じる先に光はないような気がした

私は人を信じることをやめた

諦めた方がよっぽど楽だった



それでも、私の心は人を求めた

一人では生きられない

だって私、人が好きなんだから

信じたくて生まれたようなもんだ



歌を作る中で

人が信じられないなんて致命的だった

だから今、私はもう一度人を信じてみたい

光はなくても構わない

光は、これから灯していけばいい



また泣くかもしれない

また胸を焦がすかもしれない



それでも私は人を愛したい

心の底から人を愛したい



自分を信じよう

人を信じよう



何十年ごしの片想いでもかまやしない

振り向いてもらえるように

私は私を磨こう

1 件のコメント:

かいら さんのコメント...

みんなが全員、信じれなくなったらもうだめだと私も思います。
信じれなくなる時もあるけど、そうじゃないときもある。
世の中、裏と表でまわってるんだって思う。