2012年2月21日火曜日

光母子殺害事件

光母子殺害事件、元少年に死刑判決が下りました。

この事件を他人事だと思わないでいたいと思います。


はじめは元少年のことをまともじゃないと片付けていましたが、
ニュースを見ている中で、
元少年の背景には父親の虐待や母親の自殺があることを知りました。


母子殺害事件が起きる随分前から、
事件は起きていたのだと思いました。


そして、当時18歳だった少年は殺人を犯しました。

何の罪もない家族が被害に遭う。最悪な事件です。




私はこの事件を考えた時、
改めて人の心に向き合わなければいけないと思いました。

受け止め切れないないショックが起きてしまった時、
人がまともでいることは簡単ではありません。

心を守り、支えられなければ、
人の心は壊れてしまいます。

そしてそのことはきっと様々なマイナスを産んでしまう。
今回の事件のように。

人の心を守るということは、世の中の課題だと思います。


起きた事件の表面だけ見たらそれまでですが、
判決結果を見て終わるだけの出来事ではないと思います。

関係ない人は一人もいないと思うからです。


亡くなった方のご冥福をを心から祈りたいと思います。



■光母子殺害事件、元少年の死刑確定へ…上告棄却
(読売新聞 - 02月20日 15:12)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120221-OYT8T00158.htm


2012年2月11日土曜日

自分で首をしめること

随分前に放映された情熱大陸で、爆笑問題の田中さんが、
爆笑問題における自分について語っていました。

「自分は何も考えない人間。
だからこそ、太田の相方ができる。」

この事が、爆笑問題の二人にとっての、田中裕二の長所である。と言うのです。

「何も持っていないこと」をネガティブな事としか捉えられなかった私にとって、
この言葉はとても衝撃的でした。


私なんかは、「何か持っている人間になりたい」と思っていました。


自分への理想を持つことは大事だと思っています。
自分に期待をすることは、自分を高めていくことに繋がると思うから。

けれどたまに、
その理想が固定概念となって自分を潰していくことがあります。


少しでも理想通りにならないと、

私はダメだって。

自分を信じられなくなることがあります。

だからそんな時は、爆笑問題の田中さんを思い出すことにしています。


��つの固定概念で自分を判断するのは、きっとよくない。

自分の首に手をかけるような生き方は続かないですよね。

力む場所が間違ってるなと思います。

ここぞという時に力を使えるように、
最近は心にゆとりを持つのが目標です。



そんな私は最近、英語を勉強しているんですが、
最強に楽しんで勉強したいと思っています。

勉強一つにしてもそうやって楽しめたら
学生の頃とは全然違ったものになっていくのではと思っています。

2012年2月4日土曜日

故郷を想う

故郷について考えるきっかけがあったので、
今日は故郷をテーマに日記を書きたいと思う。

私の生まれは東京で、完全な江戸っ子だ。
少し出れば渋谷もすぐ、横浜もすぐ。

人は沢山いるし、物も溢れてる。

東京が地元でない人からしたら、
ここはすごく異質な場所かもしれない。


みんなは東京をどんな風に見ているのだろう。

私にとって当たり前だったこの場所と、
改めて向き合ってみる。



東京はネットの世界をそのまま3次元にしたように
情報や物や人が溢れている。


私の目は盲目になりかけていたかもしれない。

胸をときめかすものでもないのに、買った服がある。

眠っている物や情報。

いつだって手に届く環境に甘えていた。


先日沖縄で行ったカフェ。
アルバイト募集の張り紙、時給は650円。

私が働いていたアルバイトの約半分の時給だ。

果たして私は、
倍の時給をもらうほどの仕事をしていただろうか。


当たり前になっていくことは恐ろしい。

ふてぶてしく怠惰な環境に、
綺麗な海や緑が消えていく理由もよく分かる。


もちろん東京を否定したいわけではない。

ここまで進化をとげてくれた東京、
それを作り上げてくれた先人達に深く感謝したい。


否定すべきはこの故郷に感謝をできない心。
当たり前に寝そべった心。


��年以内に首都直下型地震が70%と発表された今、
どうなるか分からない未来。


故郷を想う。